アディダス最高峰のレース用シューズアディオスプロ3から2年半が経ち、ついにアディオスプロ4が発売されました!アディダスレース用シューズの最高峰アディオスプロ4の特徴、前作との比較、実際に履いた感想を紹介します!
アディオスプロ4の特徴・スペック
アディダスにはプライムX2ストロングというシューズもありますが、このシューズはソールの厚さの規定により、公認レースでは履くことができないため、実質アディオスプロ4がアディダス最高峰のシューズといえます。
一時期はナイキがマラソンシューズを圧巻していましたが、最近は大学や実業団、世界のトップランナーの多くの選手が着用しています。2024年の出雲駅伝では6区間中5人がアディゼロで区間賞を取っています。
★スペック★
アッパー
軽量で伸縮性のあるアッパー「LIGHTLOCK」採用
ミッドソール
業界トップクラスの軽量性、反発性を誇る「LIGHTSTRIKE PRO」を2層構造で採用
「ENERGYRODS 2.0」というプレートではなく、5本のカーボン素材の棒を指に沿って配置し、推進力を生み出している。
アウトソール
大手タイヤメーカーであるContinental™の耐久性に優れたラバーを親指から母指球にかけて配置し、グリップ力、軽量性に優れた「LIGHTTRAXION」をその他の全面に配置している。
重さ
200g〔27.0㎝〕
厚さ
39㎜ ドロップ7㎜
アディオスプロ4と前作・他シューズとの比較
前作との大きな違いの一つがアッパーの素材です。アディオスプロ3ではバリバリで硬めの素材が合わず、靴擦れが起きたり、圧迫されてい痛いという意見が多くありました。しかしながら、今作では全く素材が使われています。滑らかな触り心地で、柔らかく伸縮性があり、長時間履いてもストレスを感じなくなりました。これにより、甲の高さなどの足型を問わず、誰にでも受け入れらるシューズになっています。
ロッカー構造も見直されており、前作は母指球のあたりから傾斜が始まっていましたが、今作は中側部から傾斜が始まっています。ミッドソールの素材は変化していませんが、より柔らかく作られているようで、前作よりも沈み込んで跳ね返るような感覚があります。
アディダスのレース用シューズとしては、他に中底のアディゼロタクミセン10があります。平林選手が着用していて話題になっておりますが、私も重宝しています。反発のレスポンスや接地したときの安定感はタクミセン10の方があるように感じます。ピッチ型の私のランニングスタイルにはタクミセン10の方が合うもしれないと思う時もあります。個人によって分かれるかなと思います。
アディオスプロ4を実際に履いた感想
実際に履いた感想としては、今までのアディダスの感じと違う柔らかさがあり、非常に心地良く感じました。またミッドソールの柔らかさが増したため、沈み込みを感じます。私は前作の硬さが好みだったため、これは慣れかなと思います。ロッカー構造の変化により立っているだけでも体が自然に前に傾く感覚があります。
実際に走った感覚としては、長時間のランニングでもストレスが少なく、靴擦れもしませんでした。また、ロッカー構造の変化もあり、少ないエネルギーで足が前に出てくる感覚がありました。反発は前作同様に強く感じました。
慣れるまでに少しかかりましたが、慣れてリラックスしてスムーズに走れてくると過去にない最高のシューズだと確信しました。
まとめ
アディダス最高峰のレース用シューズ、アディオスプロ4は箱根駅伝でも1番のシェアを取るのではないかと思うほど最高のシューズです。ぜひ検討してみてください!