アディゼロジャパン8の特徴、前作との比較、実際に履いた感想を紹介します!
アディゼロジャパン8の特徴・スペック
アディゼロジャパンシリーズは2008年にハイレ・ゲブレセラシエ選手が初代アディゼロジャパンを履いてベルリンマラソンで2時間4分の壁を破ったことで一躍有名になりました。現在は8代目になり、様々な進化を遂げています。厚底シューズが増える中、アディゼロシリーズの中で最もソールが薄く、軽量で接地感をダイレクトに感じる中底モデルです。レースと練習どちらでも使える万能シューズとなっています。
★スペック★
アッパー
軽量性に優れた「ライトウェイトメッシュアッパー」を採用
ミッドソール
反発性、弾力性、軽量性の全てがハイレベルな「LIGHTSTRIKE PRO」とクッション性、安定性に優れた「LIGHTSTRIKE2.0」を採用。程よい剛性のロッドが蹴りだしをサポート
アウトソール
グリップ性と耐久性に優れたタイヤメーカーで有名な「コンチネンタル ラバー」を採用。
重さ
215g〔27.0㎝〕
厚さ
28㎜ ドロップ8㎜
前作との比較
随所にきめ細やかなアップデートを確認できました。前作はアッパー強度が弱く、すぐに切れ目が入ってしまいましたが、ジャパン8は軽量を維持しながら丈夫に仕上がっています。もう少し走ってから強度は確認したいと思います。足を入れた瞬間に前作よりもミッドソールが柔らかくなったことを感じます。人によってはジャパンシリーズの代名詞であるダイレクトに蹴る感覚が薄れたと感じてしまう方もいるかもしれません。個人的にはソフトで癖のない履き心地が気に入っています。
他のモデルとの比較
同じアディダスの近いモデルとしてはタクミセン10とボストン12があります。タクミセン10はミッドソールが「LIGHTSTRIKE PRO」のみで、フルレングスのガラスファイバー製ロッドが搭載されているため、ジャパン8よりも反発力に優れています。ボストン12はクッション性、サポート性に優れていいるため、長い距離を快適に走ることに長けています。ジャパン8はその中間に位置し、レースでもトレーニングでも使える万能シューズです。
他のメーカーではアシックスのターサーシリーズがジャパン8に近いシューズです。
実際に履いた感想
前作同様、軽量性に優れているため、足がガンガン回ります。クッション性が向上したため、ジョグで使用しても疲労感が少なく感じました。自分の足をしっかり使って走る感覚があるため、タクミセンやスパイクを履いてレースに出る人の練習用としてしようすることで、レースでも強く地面を蹴ることができると感じました。中距離選手や短距離選手の練習用にもちょうどいいと思います。