アディゼロシリーズの万能シューズ、アディゼロSL2の特徴、前作との比較、実際に履いた感想を紹介します!
アディゼロSL2の特徴・スペック
アディゼロシリーズはレースでのパフォーマンスを軸に、日本人の足型に合わせて開発されているシリーズです。アディゼロSL2はアディゼロシリーズの中でも、初心者のフルマラソン、スピード練習、長い距離のジョグ、アップなど、様々な場面で活躍する万能シューズです。クッション性、軽量性、安定性、反発性のバランスが良いため、一足でレースも練習もこなしたい方はこのシューズを選べば間違いいないと言えるシューズです。特にペース走や5分/km以内のジョグにおすすめです。
★スペック★
アッパー
ソフトなフィット感と通気性を実現するエンジニアード メッシュを採用
ミッドソール
『LIGHTSTRIKE 2.0』を2層で配置し、間に『LIGHTSTRIKE PRO』をフルレングスで採用
アウトソール
優れた耐摩耗性のある『アディウェア ラバー』を採用
重さ
232g〔27.0㎝〕
厚さ
36㎜ ドロップ10㎜
前作、他シューズとの比較
大幅なアップデートのため、前作とは別のシューズという感覚です。よりスピードを出しやすくなり、インターバルなどのスピード練習などでも使いやすくなりました。前作は『LIGHTSTRIKE PRO』が前足部のみでしたが、フルレングスで採用されたことにより、どの面で設置しても跳ね返りを感じます。アッパーは前作よりもパリッとした硬めの素材になっています。前作よりも3㎜厚さが増しながらも軽量化したため、長く快適に走ることができます。
アディゼロボストンとの比較では、ボストンにはプレートが搭載されているため、推進力がボストンの方がありますが、柔らかくて心地よくダメージが少ないのはSL2です。他のメーカーのシューズではペガサス41が近いシューズですが、SLのほうが40g程度軽いため、スピードを出すのにはSLのほうが出しやすいシューズです。ペガサスの方が柔らかくて心地よい履き心地なので、長時間のジョグはペガサスの方が向いていると思います。
実際に履いた感想
前作より0.5㎝サイズダウンして購入しました。足を入れた際の感覚としては全体的にピタッとフィットしてミッドソールがフカフカではなく適度な硬さがあり、安定感を感じました。アッパーは前作との違いで述べたように、伸縮しない素材でしっかりと足を包む素材になっています。私の足にはジャストフィットしていますが、他の人に聞くと合わない人もいるようです。
実際に走った感想としては、ジョグシューズとしてはかなり軽量のため、ジョグではテンポよく走ることができます。また、『LIGHTSTRIKE PRO』が採用されているため、ペースアップしても快適に走ることができます。
私がアディゼロSLを3代に亘って履いている理由としては、大きな特徴がなく、バランスがよいからです。柔らかすぎず硬すぎないミッドソール、強すぎず弱すぎない反発、アッパーの程よい安定感があり、他のジョグシューズを使っても結局SLに戻ってきています。
まとめ
以上アディゼロSL2のレビューでした。バランスが良く、1万5千円以内で買えるジョグシューズと考えると非常にコスパに優れていると思います。またバランスが良く、誰にでも受け入れられるシューズであるため、ぜひジョグシューズに悩んだらアディゼロSL2を検討してみてください!