ミズノのロングセラーシリーズ、ウェーブライダー28の特徴、前作との比較、実際に履いた感想を紹介します!
ウェーブライダー28の特徴・スペック
ミズノのウェーブライダーは1997年に初代が発売されてから今回で28代目になり、ミズノを代表するロングセラーのランニングシューズです。かつてはレーシングシューズ、ジョグ用シューズともに日本国内で高いシェアを誇っていましたが、現在は海外の大手メーカー、新興メーカー、日本のアシックスなどの勢いに押され、様々な新作を出しながら模索しているというのが現状です。しかしながら、ウェーブライダーはデイリートレーナー、ジョグ用シューズとして高い人気を維持し続けています。
ウェーブライダー28は歴代のモデルとバランスが良く、尖ったところがなく、誰にでも受け入れられるシューズです。柔らかすぎない程よいクッション、足に負担がかからない程よい反発、ぐらつかない安定感を備えたシューズです。
★スペック★
アッパー
柔らかく通気性、耐久性に優れた素材を採用
ミッドソール
フルレングスで反発性、クッション性に優れた「MIZUNO ENERZY」を採用し、踵部のミズノウェーブの下に「MIZUNO ENERZY NXT」を採用。さらに安定性とスムーズな体重移動を実現する波形状のプレートを採用。
アウトソール
スムーズな体重移動を実現するアウトソール
重さ
280g〔27.0㎝〕
厚さ
38.5㎜ ドロップ13.5㎜
前作・他シューズとの比較
前作から大きな変化はありませんが、一番の変化は踵部のミズノウェーブの下の素材がより反発性、クッション性に優れた「MIZUNO ENERZY NXT」が採用されたことです。アッパーについては履き口の感触が変わり、シュータン部分はすっきりし、逆にヒールカップはアキレス腱付近までしっかりと包み込まれる形状になりました。好みが分かれるところだと思います。
ミズノの他のシューズだとウェーブライダーよりもスピード性能を意識したウェーブリベリオンシリーズやクッション性に優れたウェーブスカイなどが近いシューズです。他メーカーだとアシックスのエヴォライドスピード、ライトレーサー、アディダスのアディゼロSL、ニューバランスのフューエルセルレベル、フューエルセルプロペルなどが近いシューズです。
実際に履いた感想
実際に履いてみると、今までのモデルと同様にアッパーは硬すぎず柔らかすぎずで、さすがのフィット感だと感じました。特に今作では踵のフィット感が最高です。ドロップも13.5㎜ありますので、傾斜がありますが、踵の沈み込みがあるため、数字ほどの傾斜は感じません。
実際に走ってみると、5分/kmより遅いペースだと踵部のクッションと反発を感じながら走れました。5分/kmよりもペースを上げると私の場合は踵があまりつかなくなるため、反発は感じにくくなりましたが、安定して走ることができ、足のへの負担感は少なかったです。
私はクッション性がありすぎると接地時にぐらつきがあり、疲れを感じてしまいます。ウェーブライダーは程よいクッション性で本当にくせがなく、ケガが多い私にとってはちょうどいいシューズだと改めて感じました。