トラックでのレースはスパイクシューズが基本になります。しかしながら、まだ種目が決まっていない新入生や、スパイクに抵抗がある長距離ランナーはランニングシューズで走りたい方も多いと思います。
私は3000m8分台、5000m14分台のエリート選手の部類に入るところだと思いますが、ランニングシューズ派でスパイクシューズは履いていませんでした。
ランニングシューズは学校での練習やアスファルトでのロードレースなど、様々な場面で履くことができるため、慣れたシューズでトラックを走れるメリットがあります。
しかしながら、現在はシューズの規定が厳しくなり、ワールドアスレティックス(WA)の承認を得たシューズしか公認のレースにでることが出来なくなりました。これにより、靴底の厚さの規定(靴底2㎝以内)により、ほとんどのランニングシューズがトラックでの100m、200m、400m、800m、1500m、3000m、5000m、10000mなどのレースで履くことができなくなりました。
この記事では、4月5日時点でWAの承認を得ているシューズの中から厳選し、おすすめのスパイクではないランニングシューズを紹介していきます!
アシックス
ハイパーレーサー

アシックスが初心者のレース用に開発したシューズです。グリップ性、軽量性に優れているのが特徴です。フラットソールなので、誰でも履きこなすことができます。
重さ:180g〔26.5㎝〕
スピード性能:★★★★☆〔4〕
ミズノ
デュエルフラッシュ

確かな品質に定評のあるミズノの薄底のレース用シューズです。特殊な形状のソールですが、厚底の機能を最大限に利用しながら、厚さの規定をクリアするための形状になっています。ミッドソールにはクッション性と反発性に優れた「MIZUNO ENERZY」を搭載し、軽量性にも優れているため、スピード性能は抜群です。
重さ:165g〔27.0㎝〕
スピード性能:★★★★★〔5〕
デュエルソニック4

ソール、アッパーともに耐久性に優れたシューズです。ミッドソールには「MIZUNO ENERZY」が採用されているため、柔らかさと反発性に優れています。
重さ:195g〔27.0㎝〕
スピード性能:★★★★☆〔4〕
ニューバランス
フューエルセル パルスv1

画像引用:https://shop.newbalance.jp
ニューバランスの先端テクノロジー「FuelCellフォーム」を搭載。スピード性能に優れていいるため、駅伝や短い距離のロードレース、競技場でのトラックのレースなどにおすすめです
重さ:192g〔27.0㎝〕
スピード性能:★★★★★〔5〕
ダイナソフトフラッシュv7

画像引用:https://shop.newbalance.jp/
ニューバランスの弾むようなライド感を味わえるコスパ最強のシューズです。耐久性にも優れ、様々なシーンで活用できます。ミッドソールには反発性に優れた「DYNASOFT」を採用しており、総合的に見て初心者の方におすすめのシューズです。
重さ:240g〔27.5㎝〕
スピード性能:★★★☆☆〔3〕
プーマ
プロピオ ニトロ

画像引用:https://jp.puma.com
薄底ながらもプーマのテクノロジーが詰まった1足です。推進力に定評のある「NITRO」がフルレングスで採用され、軽量性に優れているのが特徴です。
重さ:142g〔27.0㎝〕
スピード性能:★★★★★〔5〕
まとめ
トラックでの公認レースで使用できるおすすめのランニングシューズを紹介しました。薄底のシューズは価格帯的にも安価なものが多いため、1足持っていても損はないと思います。ぜひ検討してみてください!