ランニング用のサングラスについて解説!

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スポーツ用サングラスには1000円程度のものから、数万円の物まで様々な種類があります。サングラスをつけると何が違うのか、値段で違うのかなどを解説します!

スポーツの場面でサングラスをつける意味

 マラソンや自転車のロードレース、野球、アーチェリー、マリンスポーツ等でサングラスを着用しているアスリートは多くいますが、どのような理由で着用しているのでしょうか?スポーツにおいてサングラスを着用する目的は主に2つあります。①視認性の向上と疲労感の低減です。

視認性

機能性の高いレンズを着用すると驚くほど物がはっきり見えます。例えば雲や遠くの山脈などがはっきり見えます。言葉で説明するのは難しいですが、色の違いが明確になり、輪郭がはっきりします。視力が良くなったような錯覚を感じます。つまり野球で言えばボールがはっきり見えたり、ランニングであれば路面がはっきり見えるということです。特に偏光レンズでは肉眼では反射で見えないプールや海の水中もはっきり見えます。競技によっては非常に重要な機能になります。

疲労の軽減

人間は紫外線を浴びるだけで疲労します。夏でも長袖のアンダーシャツを着るのは、皮膚からの紫外線による疲労を防ぐ目的でもあります。紫外線は目の疲労に大きな影響を与えるので、サングラスを着用しているだけでも疲労を軽減することができます。私は学生時代に外プールでアルバイトしていたのですが、日差しの中の8時間勤務でサングラスを忘れた日は地獄のようでした。家に帰った後もとてつもない疲労を感じていたのを覚えています。この経験でサングラスってすごいなと身にしみて感じました。帽子を被ることで日光からのダイレクトの日差しは防ぐことができますが、紫外線は下からの照り返しでも受けます。

その他にもファッション性や白内障の予防、視界を暗くすることで心を落ち着かせるなどの目的でも着用されています。

スポーツ用サングラスを選ぶポイント

UVカット(紫外線カット)

「眩しさを防ぐ」=「紫外線を防ぐ」ではありません。安いサングラスでは暗めのレンズで眩しは防げても紫外線はほとんどカットしないというレンズもあります。紫外線を防げなければ疲労軽減や白内障の予防はできません。また、安いものではフィルムがすぐに劣化してしまうものもあります。ランニングを目的とするのであれば紫外線のカット率を確認しましょう。

偏光レンズ

サングラスは基本的に上からの光線に対して眩しさを軽減するように作られています。偏光機能があると様々な角度からの光線を防ぎ、照り返しなどの反射の眩しさも防げます。

可視光線透過率

どのくらい暗く見えるかという数値です。数値が低いほど視界が暗く見えます。透過率が高ければ夜やトンネルでも見えます。可視光線透過率の違うレンズを都度調整できるものもあります。先述した通り、可視光線透過率とUVカットはイコールではありません。暗く見えてもUVカット機能が低いものもあります。

フィット感

スポーツ用であれば問題になることは少ないですが、運動をするとずれたり、揺れたりする場合もあります。どんなに動いてもずれたり、揺れたりしないものを選びましょう。また軽量性、鼻、耳のフィット感も大切です。

レンズの色

レンズの色によって視界の色がかわります。色によって性能も変わることもあるため、しっかりと確認しましょう。

デザイン

最近は様々なブランドが様々なデザインのサングラスを出しています。自分の好みのデザインを探しましょう。

ランニングにおすすめのサングラスブランド

オークリー

スポーツ用サングラスでは圧倒的な品ぞろえと機能性で世界でも高いシェアを誇る海外ブランド。価格帯は15,000円~40,000程度になります。

スワンズ

日本のレンズメーカーが展開するサングラスブランド。多くのトップアスリートが使用しています。日本のブランドのため、日本人の輪郭に合いやすいです。価格帯は5,000円~20,000円程度になります。

ナイキ

ファッション性の高いスポーツ用サングラスを展開しています。機能性にも優れています。価格帯は5,000円~15,000円程度になります。

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