ランニングで痩せるという説と瘦せないという説、両方聞いたことはありませんか?この記事では科学的にランニングで痩せることができるのかを解説していきます!
まず結論から
ランニングは運動ですので当然カロリーを消費しますので体重を減らすことは可能です。しかしながら10kmのジョギングの消費カロリーは500kcal~600kcalほど、つまり70g~80g程度になります。単純に計算すると1㎏痩せるためには130kmほど走ることが必要になります。毎日10㎏走ったとして13日かかる計算になります。毎日10km、、、ってなりますよね、、、つまりランニングは有効だけども、ランニングだけで痩せることは難しいといことになります。もっと複雑な計算が必要になりますが、あくまで簡単に計算した場合です。
痩せるために必要な基本的な考え方
痩せるために必要な基本的な考え方は2つ。「体脂肪の原因になるものの摂取を抑える」「カロリーを消費する」の2つです。簡単に言えば「食事」と「運動・代謝」ということです。ここではランニングの効果について解説しますが、食事が体重に与える要因は非常に大きいです。
痩せるための運動の考え方
運動によって痩せる要因は「運動中の消費カロリー」と「筋肉量が増えることによる基礎代謝の向上」の2つです。運動中の消費カロリーを増やすには、長く継続できる運動を行うことです。例えばランニング、サイクリング、スイミング、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。基礎代謝を上げるためには筋量を増やすことです。筋量を増やすためには有酸素運動よりも腕立て伏せ、腹筋、背筋、ベンチプレス、スクワットなどの筋トレが効果的です。基礎代謝とは座っていいるときや寝ているときなど、何もしていないときに消費されるカロリー量のことです。つまり、基礎代謝が上がれば運動していない時間もカロリー消費が高くなり、ダイエットの効果が高まります。
結局ランニングは痩せるのか?
以上のことから、ランニングだけで瘦せようとするのではなく、食事、筋トレを組み合わせることで効果的なダイエットができます。この3つをバランスよく計画的に取り入れて行きましょう!また、ランニングなどの有酸素運動はダイエットだけでなく、精神面のリラックス効果や生活習慣病の予防の効果が科学的に証明されています!計30分を目指しましょう。途中で休んでもダイエット効果は十分に得られます。ダイエットが目的であるならば、限界まで走る必要はありません。ゆっくりのペースでよいので徐々に走れる時間を長くしていき、1時間くらい走れるようになるといいですね。