中学・高校に入学し、陸上競技部に入部した方へ向けて、初めて買うおすすめのスパイクを紹介します!
陸上競技用スパイクの特徴と知っておくべき知識
陸上競技用スパイクの特徴
そもそもスポーツで使われるスパイクとは、シューズの底面にスパイクがついているものを言います。スパイクは日本語に訳すと「尖ったもの」です。この尖った部分を陸上競技ではピンと呼びます。陸上競技用のスパイクはサッカーや野球と違い、ほとんどの場合、つま先と母指球周辺のみにピンがついています。(※高跳びややりなげのスパイクは全面についています。)陸上競技の場合は地面にしっかり刺してすべらないようにするため、金属製の鋭いピンを使用します。
とりあえず知っておくべき知識
・スパイクはオールウェザー専用(ゴムやウレタンのトラック)と土・オールウェザー兼用のものがある。
・スパイクは種目ごとに専用のものがある。
・ピンの長さは5㎜~15㎜のものが多く、距離や能力、好みで長さを決める。
・ピンはだいたいの場合は走る距離が長いほど短くなる。また初心者も短いものがおすすめ
・ピンは取り換えることができるものが多い。また土用とオールウェザー用のピンがある。
・兼用のスパイクは初心者向けのモデルが多い
初めてスパイクを買うときの選び方
まずは土・オールウェザー兼用のものを選びましょう。オールウェザー専用のスパイクを買ってしまうと土のグラウンドでの練習で履くことができません。兼用を買えば練習とレース両方で履くことができます。力がついてきたらオールウェザー専用のスパイクを買ってみましょう。
おすすめのスパイク5選
初めてスパイクを買うときのブランドで定番はアシックスとミズノです。細かい性能の違いはありますが、どちらも良いつくりなので、最初は色やロゴなどの好みで選ぶのも良いでしょう。
最初の1足といえば
次に紹介する2足はどちらもアシックス・ミズノが最初の1足のために提供するシューズです。陸上競技のスパイクは独特な形状をしています。まずはスパイクになれるために開発されているスパイクを選びましょう。
エフォート13(アシックス)
エフォート13の特徴は、ねじれを抑制するための構造と耐久性です。また、くせがない構造になっているため、全ての種目に対応しています。
エックスファースト2(ミズノ)
エックスファーストの特徴は無縫製構造によりフィット性に優れているところです。また、くせがない構造になっているため、全ての種目に対応しています。
短距離をやると決めている場合は
次に紹介する3足は短距離をやると決めている方や、ベテランの方の土での練習用におすすめのモデルです。
ヒートスプリント13(アシックス)
アシックスが土での短距離の練習用に開発したシューズです。エフォート13よりも反発性が強く、ソールが薄いのが特徴です。スピードを出しやすいですが、長距離にはあまり向いていません。
ヒートフラット12(アシックス)
アシックスが土での短距離の練習用に開発したシューズです。エフォート13よりも反発性が強く、ソールに少し厚みがあり、弾力感があるのが特徴です。スピードを出しやすいですが、長距離にはあまり向いていません。
エックススプリント(ミズノ)
エックススプリントは短距離選手向けに開発されたシューズです。特徴は軽量性とスピードを出しやすいソールの形状です。長距離にはあまり向きません。