神奈川県の高校駅伝を徹底展望!【男子2024年度版】

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この記事では2024年の11月に行われる神奈川県高校駅伝の優勝候補、関東駅伝出場チームの予想をデータに基づいて行っていきます。さて今年度の神奈川県を制するのはどこの高校か!

※県内の大会、記録会、大学の競技会の記録を参考にデータを集めておりますが、最新ではない場合がございます。
最終更新:2024年10月15日

神奈川県高校駅伝の特徴

 男子の駅伝は長らく藤沢翔陵高校の1強時代が続いてきました。1977年から2016年までの40年間で34回もの優勝をしています。しかし近年、2017年は法政大学第二高校、2018年は鎌倉学園、2020年は相洋高校、2021年は東海大学付属相模高校、2022年は川崎市立橘高校と毎年のように優勝校が変わる戦国の時代に入っています。順位を予想するのが大変難しいですが、大変面白い展開です。

近年の県高校駅伝結果

2023年

1位  2:11:13 相洋高校
2位  2:12:12 川崎市立橘高校
3位  2:12:53 三浦学苑高校
4位  2:13:34 東海大相模高校
5位  2:15:48 藤沢翔陵高校
6位  2:15:55 荏田高校
7位  2:16:19 慶應高校
8位  2:17:01 鎌倉学園高校
9位  2:18:24 法政二高校
10位  2:19:22 光明相模原高校

2022年

1位  2:11:39 川崎市立橘高校
2位  2:11:55 東海大相模高校
3位  2:13:40 相洋高校
4位  2:13:47 藤沢翔陵高校
5位  2:16:00 慶應高校
6位  2:16:14 三浦学苑高校
7位  2:16:25 法政二高校
8位  2:17:21 鎌倉学園高校
9位  2:20:25 光明相模原高校
10位  2:20:36 秦野高校

2021年

1位  2:07:47 東海大相模高校
2位  2:07:56 川崎市立橘高校
3位  2:08:36 鎌倉学園高校
4位  2:09:44 相洋高校
5位  2:11:30 光明相模原高校
6位  2:12:00 藤沢翔陵高校
7位  2:12:00 三浦学苑高校
8位  2:13:53 法政二高校
9位  2:14:21 慶應高校
10位  2:17:26 横浜高校

注目校の戦力

相洋高校

<注目選手>
1川口貴城 14分34秒
2小松和久也 14分40秒
3秋山流星 14分43秒
4小池大晴 14分51秒
5畑中蓮 14分54秒
6上出陸仁 14分59秒
7帶刀唯 15分01秒
8稗村泰吾 15分02秒
9相原蓮 15分03秒
10小泉瞭太 15分13秒

短距離の全国的名門校で2023年度県高校駅伝優勝校の相洋高校。熱血の小池監督のもと、最近の相洋高校は勝負強さがあり、恐れずに自分を信じて仕掛ける場面が見ていてワクワクします。2023年度の県高校駅伝を走った秋山選手(1区)小松選手(2区)畑中選手(3区)上出選手(4区)川口選手(6区)が残っており、経験値を含めても優勝候補と言えるでしょう。

川崎市立橘高校

<注目選手>
1小沼虎白 14分30秒
2徳永航大 14分32秒
2八木原想太 14分36秒
4谷崎然 14分36秒
5西岡裕喜 14分49秒
6袋谷和輝 15分14秒
7小林歩夢 15分15秒
8金光瑠久 15分27秒
9石井丈大 15分59秒

フィールドもトラックも全種目で結果を残している川崎橘高校。2022年には全国高校駅伝で初優勝を飾りました。田代監督の主体性重視の指導の効果が表れ、無名であった川崎橘高校は優勝争いをするチームに成長しました。2023年度に2位のときに県高校駅伝を走った小林選手(2区)西岡選手(3区)小沼選手(5区)徳永選手(6区)八木原選手(7区)が残っており、経験値を含めて優勝候補と言えるでしょう。

三浦学苑高校

<注目選手>
1向田泰誠 14分22秒
2米持佑樹 14分28秒
3三上陸空 14分40秒
4鈴木啓斗 14分45秒
5秦伊槻 15分00秒
6大野徹太 15分07秒
7潟山倖太 15分16秒
8松村泰誠 15分17秒
9太刀川豪 15分18秒
10鴨生宗一郎 15分22秒

長らくあと一歩で関東駅伝を逃してきた三浦学苑高校。安井監督の熱血指導が実り、近年は関東駅伝常連校になりました。2023年度は3位に入り、向田選手(1区)米持選手(2区)三上選手(3区)鈴木選手(7区)といった主要区間を走った選手が残ります。勢い次第では初優勝もあるのではという期待がかかります。

東海大相模高校

<注目選手>
1小島宗大 14分26秒
2小木曽律 14分41秒
3伊藤優喜 14分44秒
4渡邊航成 14分47秒
5津田莞太 14分48秒
6小島大輝 14分50秒
7中原礼 14分50秒
8山本隼士 14分51秒
9岡部優人 14分57秒
10藤井幸太郎 14分57秒

東海大学駅伝部の両角監督のご子息の両角駿監督が率いる東海大相模高校。両角監督は名門佐久長聖高校の出身で二度都大路を走っています。指導歴は長くありませんが、指導力には長けており、就任後すぐに神奈川の強豪校に押し上げました。2023年に走った選手が全員残っており、経験値は非常に高いです。今年も優勝争いに加わるでしょう。

藤沢翔陵高校

<注目選手>
1服部輝空 14分22秒
2荒谷俊輔 14分29秒
3羽柴正康 14分53秒
4田中慧伊 15分10秒
5根本悠雅 15分29秒
6菅原海 15分35秒

30回以上都大路を経験している名門中の名門。名将小菅監督が勇退してから優勝争いから遠ざかっていますが関東駅伝には出場するでしょう。

荏田高校

<注目選手>
1菅原優輝 14分51秒
2石井将人 14分58秒
3西舘漣 15分30秒
4黒木郁武 15分44秒
5柏健太郎 15分57秒
6中村颯馬 15分57秒
7ダウニング隆太エイダン 15分58秒
8宮田椋平 16分04秒
9熊田真宏 16分09秒
10向本真太郎 16分27秒

藤沢翔陵高校一強時代に多摩高校を率いた深谷監督が率いる荏田高校。男子は長年10位前後を争っていましたが、深谷監督の熱い指導により関東駅伝の常連校になりつつあります。

法政二高校

1中田拓未 14分43秒
2村松駿平 14分51秒
3三浦晃 15分03秒
43小石洋平 15分11秒
5長谷川峻介 15分25秒
6佐々木清真 15分40秒
7江口立翔 15分40秒
8本多遼太 15分40秒
9笹木大志 16分08秒

近年は低迷していますが、復活の兆しが見えてきています。層が薄いのが現状ですが、中距離は非常に力がありますので、今後のチームの流れ次第では関東駅伝出場できるでしょう。

光明相模原

1佐上湘哉 14分29秒
2斎藤颯太 15分25秒
3山本朔也 15分26秒
4岡村皇樹 15分27秒
5伯野颯太 15分30秒
6石橋涼太 15分37秒
7小倉篤人 15分38秒
8平沢弘大 15分42秒
9宮崎太郎 16分07秒
10竹内勇翔 16分10秒

安定した結果は残せていませんが、層が厚く、上位校を脅かす存在ではあります。今後のチームの流れ次第で関東駅伝に絡んでくるでしょう。

各校上位5名の平均タイムランキング

1位 川崎市立橘高校 14分37秒
2位 三浦学苑高校 14分39秒
3位 東海大相模高校 14分41秒
4位 相洋高校 14分43秒
5位 藤沢翔陵高校 14分53秒
6位 法政二高校 14分55秒
7位 光明相模原高校 15分15秒
8位 荏田高校 15分24秒

まとめ

今後も可能な限り早く正確な情報を反映していきます!定期的にチェックお願いします!

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