S4+YOGIRI(ヨギリ) レビュー【RADOST】

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アシックスの人気モデルS4から新作モデルS4+YOGIRIが登場しました!S4+YOGIRIの特徴、前作との比較、実際に履いた感想を紹介します!

S4+YOGIRIの特徴・スペック

画像引用:https://www.asics.com/

S4シリーズはアシックスがサブ4(フルマラソン4時間切り)を目指すランナーの方のために開発したシューズです。アシックスの廣田社長も61歳でサブ4を達成しており、社長の想いも詰まったシューズです。S4の名前の由来は4つのS「SPEED(スピード)」「STABILITY―(安定感)」「SAFETY(安全性)」「SUB4(サブ4)」からきています。さらに今作のYOGIRIは「4時間切り」と「夜霧を抜け出す」という意味が込められており、社長が命名したそうです。

★スペック★
アッパー
軽量で通気性に優れたメッシュ素材のアッパーを採用

ミッドソール
ミッドソール上部にはメタスピードシリーズと同じでクッション性、反発性に優れた「FFTurbo+」ミッドソール下部には安定感にすぐれた「FLYTEFOAM」を採用し前足部は「FFTurbo+」が多く使われ、踵部は「FLYTEFOAM」が多く使われています。推進力を生み出すカーボンプレートをフルレングスで搭載しています。

アウトソール
軽量性、耐久性、グリップ性にすぐれたASICSGRIPを採用

重さ
240g〔27.0㎝〕

厚さ
39㎜ ドロップ6㎜

前作・他シューズとの比較

画像引用:https://www.asics.com/

前作とはアッパーもミッドソールも素材が変わったため、履いた瞬間から違いを感じます。全体的な印象として前作はスピードを出しやすいシューズ、今作は最後まで安定した走りを維持するシューズという感じです。アッパーは優しく、柔らかくなりました。ミッドソールに関しては反発性が控えめになり、踵部のクッションが増え、安定感が増しました。

同じアシックスではマジックスピードがコンセプトが近いシューズです。マジックスピードのほうがミッドソールが厚く、クッション性を感じます。スピード感にはS4+YOGIRIの方が優れています。
他のメーカーのシューズでは、アディダスのアディゼロボストンやナイキのズームフライなどが近いシューズです。

実際に履いた感想

画像引用:https://www.asics.com/

実際に履いてみた感触としては、前足部の「FFTurbo+」と「FLYTEFOAM」がバランスが良く、配置されているため、柔らかさを感じながらもグラつかない安定感を感じました。特に踵部の安定感を感じました。前足部が反り上がっているため、ライド感が強く、少し前に体重をかけると自然に前に体が倒れていきます。このライド感は慣れるまでは違和感がありますが、リラックスして前傾姿勢を保って走るとスムーズに足を運べます。
実際に走ってみた感想としては、ペース走での3分30秒/kmのスピードを出すには反発の物足りなさを感じましたが、サブ4を目指すための5分台/kmで走るためには十分な反発であり、長時間走った後も疲労感が少なく、サブ3ランナーのトレーニング、サブ4ランナーのレースに最適なシューズだと感じました。ライド感に関しては慣れるまで違和感がありますが、リラックスして前傾姿勢を保って走るとスムーズに足を運べます。
評判良いアウトソールのアシックスグリップがしっかりと地面をつかむ感覚があり、まだわかりませんが、耐久性にも優れていそうです。

まとめ

S4+YOGIRIはクッション性、反発性、安定性、軽量性のバランスが非常に良いシューズです。トレーニング用のシューズを探しているサブ3ランナー、レース用のシューズを探しているサブ4ランナーの方はぜひ試してみてください!

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