2025年11月、スポーツウォッチ市場に激震が走りました。COROS(カロス)から登場した最新モデル**「COROS PACE 4」**。
「軽量・高コスパ」で絶大な人気を誇った前作PACE 3のDNAを引き継ぎながら、ついにAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。しかも、ディスプレイが鮮やかになったにもかかわらず、バッテリー寿命がさらに伸びるという「魔法のような進化」を遂げています。
本記事では、1500mからフルマラソンまで、さらには中高生の部活動指導まで行う専門的視点から、PACE 4のスペック、実機レビュー、競合他社との比較を徹底解説します。
1. COROS PACE 4のスペック詳細
まずは、主要なスペックを一覧表にまとめました。
| 項目 | COROS PACE 4 | 備考 |
| 価格(税込) | 36,300円 | 2026年現在の市場最安クラス |
| 重量 | 32g(ナイロンバンド) | 装着を忘れるほどの圧倒的軽さ |
| ディスプレイ | 1.2インチ AMOLED | 1,500ニトの高輝度で直射日光もOK |
| バッテリー(GPS) | 最大41時間 | 前作(38時間)より向上 |
| GPS精度 | デュアル周波数(L1/L5) | ビル街や山間部でも誤差激減 |
| 操作 | デジタルダイヤル + タッチパネル | 手袋をしていても操作可能 |
| 主な新機能 | マイク内蔵、ボイスノート、日本語音声案内 | 練習の振り返りを音声で記録可能 |

2. 実際に使って分かった!PACE 4の「ここが凄い」3つのポイント
① 「AMOLED×超軽量」の両立という奇跡
通常、鮮やかな有機ELディスプレイを搭載すると、バッテリー消費が増え、本体も重くなりがちです。しかし、PACE 4はわずか32g。Garminの競合モデル(Forerunner 265)が47gであることを考えると、この差はフルマラソン後半の腕振りに明確な「楽さ」をもたらします。
② 充電器を忘れる。驚異のバッテリー管理
「AMOLEDなのに、GPS使用で41時間持つ」というのは、もはや業界の常識を覆しています。
- 週に4〜5回走るランナーなら、充電は2週間に1回で十分。
- 100kmウルトラマラソンでも余裕でログを取りきれる。この「充電ストレスからの解放」こそが、COROSを選ぶ最大のメリットです。
③ 妥協のない「デュアル周波数GPS」
この価格帯(3万円台)では珍しく、L1/L5のデュアル周波数GPSを搭載しています。高層ビルが立ち並ぶ都市部や、木々の深いトレイルでも、走行ルートが蛇行せず、現在のペースを正確に刻みます。インターバル走など、1秒・1mを争う練習において、この信頼性は武器になります。
3. Garmin(ガーミン)との比較:どっちを買うべき?
購入時に迷う「Garmin Forerunner 165/265」と比較しました。
| 機能 | COROS PACE 4 | Garmin FR165 | Garmin FR265 |
| 価格 | 36,300円 | 約39,800円 | 約62,800円 |
| バッテリー(GPS) | 41時間 | 19時間 | 24時間 |
| GPS精度 | 二周波(高精度) | 単一(標準) | 二周波(高精度) |
| 音楽配信/Suica | 非対応 | 対応 | 対応 |
| 重量 | 32g | 39g | 47g |
【結論】
- PACE 4がおすすめ: 競技志向、バッテリー重視、コスパ重視、軽さ重視のランナー。
- Garminがおすすめ: 音楽サブスク(Spotify等)を時計だけで聴きたい、Suica決済を多用したいランナー。
4. ユーザー体験(メリット・デメリット)
◎ メリット
- 圧倒的な視認性: 夜間のランニングでもバックライトを気にせず、一瞬でデータが読み取れます。
- 日本語音声フィードバック: イヤホンをしていれば、ラップや心拍を日本語で読み上げてくれるため、画面を見る回数が減り、走りに集中できます。
- 進化したボイスメモ: 練習直後の「脚の状態」や「感想」を音声で残せるため、指導者やシリアスランナーのログとして非常に優秀です。
△ デメリット
- 地図(地形図)はなし: ルートの線表示(ブレッドクラム)は可能ですが、背景の地図は出ません。本格的な登山には上位のAPEX/VERTIXシリーズが必要です。
- 決済機能なし: コンビニでの支払いはスマホや小銭を持つ必要があります。
5. まとめ:PACE 4は「賢い大人」の戦略的選択
COROS PACE 4は、単なるエントリーモデルではありません。**「余計な機能(決済や音楽)を削ぎ落とし、走るための性能(精度・軽さ・電池)に全てを注ぎ込んだ、最も効率的なトレーニングツール」**です。
特に、月間走行距離を抑えつつ結果を出したい「忙しい大人」や、部活動で毎日ハードに使う学生にとって、これ以上の選択肢は2026年現在、他にありません。
「3万円台で買えるプロスペック。」
迷っているなら、PACE 4を選んで後悔することはないでしょう。





