ランニングシューズ比較マトリックス|クッション・反発性でモデルを分類

ランニングシューズ選び、複雑で難しく感じていませんか?

「クッション性が高いモデルは?」「反発性(スピード)が欲しい」「自分のレベルに合うのはどれ?」——。無数の選択肢から最適解を見つけるのは大変です。

この記事では、主要なランニングシューズの性能を**「①クッション性(縦軸)」「②反発性(横軸)」の2軸でマッピングした「性能マトリックス(比較表)」**をメインにご紹介します。

この表を見れば、あなたの目的や走力に合ったシューズがどれなのか、ひと目でわかります。

メインコンテンツ:性能マトリックス

ランニングシューズ 性能マトリックス

ランニングシューズ 性能マトリックス

クッション性
反発性
中低 中高
• GEL-Nimbus 27
• Fresh Foam X More v6
• Bondi 9
• Gaviota 5
• ボメロ 18
• スーパーノヴァ プリマ 2
• GEL-Kayano 31/32
• Fresh Foam X 1080 v14
• Skyflow
• Clifton 10
• Arahi 8
• ペガサス プレミアム
• ボメロ プラス
• GLIDERIDE MAX
• FuelCell SC Trainer v3
• Skyward X
• アルファフライ 3
• ヴェイパーフライ 4
• アディゼロ アディオス プロ 4
• アディゼロ プライム X 2/3 Strung
• FuelCell SC Elite v5
• Cielo X1 2.0
• Rocket X3
中高
• ウルトラブースト 5 (5X)
• Fresh Foam X 880 v15
• Fresh Foam X 860 v14
• インヴィンシブル 3/4
• インフィニティ ラン 4
• スーパーノヴァ ライズ 2
• アディスター 4
• GEL-Cumulus 27
• Novablast 5
• メタスピード スカイ Tokyo
• マジック スピード 4
• スーパーブラスト 2
• MEGABLAST
• Rocket X3
中低
• GEL-EXCITE 11
• Cloudeclipse
• ウィンフロー 11
• ストラクチャー 26
• デュラモ スピード 2
• VERSABLAST 4
• GT-1000 13
• GT-2000 13
• Cloudmonster 2
• Cloudstratus 3
• Cloudsurfer (2/Next)
• ペガサス 41
• ペガサス プラス
• アディゼロ SL2
• FuelCell Rebel v5
• Mach 6
• Cloudmonster Hyper
• アディゼロ タクミ セン 11
• アディゼロ ボストン 13
• アディゼロ エボ SL
• ターサー RP 3
• Balos
• Mach X3
• Cloudboom Echo 3
• Cloudsurfer Max
該当なし
• ズームフライ 6
• ライバルフライ 4
• アディゼロ アディオス 9
• Cloudflow 5
• ZoomX ストリークフライ
分類基準
クッション性: 低(〜69) / 中低(70〜88) / 中高(88〜92) / 高(92〜)
反発性: 低(〜50) / 中低(50〜72.5) / 中高(72.5〜89.5) / 高(89.5〜)

この表のスコアは、各メーカーの公式データ、YouTubeや各種レビュー記事、筆者(私)の試走体験をもとに、AIを活用して独自の基準で算出したものです。

(情報は2025年11月3日時点のものです。アップデートにより性能評価が変わる可能性があります)

マトリックスの見方

16マスあるため、読者が混乱しないよう「4つのゾーン」で大まかに解説します。

右上(高反発 & 高クッション):

  • ゾーン: レース・スピード重視
  • 特徴: 少ない力でスピードが出やすく、足への負担も少ない。現代の主流レーシングモデル。

左上(低反発 & 高クッション):

  • ゾーン: 快適性・ジョグ重視
  • 特徴: 衝撃吸収性を最優先。ゆっくり、長く走るのに最適。初心者やリカバリーランにも。

右下(高反発 & 低クッション):

  • ゾーン: 上級者・接地感重視
  • 特徴: 地面をダイレクトに捉え、自分の筋力でスピードを出す感覚。軽量。

左下(低反発 & 低クッション):

  • ゾーン: トレーニング・安定性重視
  • 特徴: 安定性が高く、足本来の機能を鍛えるのに向く。

あなたの目的はどのゾーン?

① フルマラソンで記録を出したい(レース・スピード練習)

レースでの記録更新や、スピード練習(インターバル、テンポ走)が目的なら、マトリックスの「右上」(高反発 & 高~中高クッション)に注目してください。

ここは、推進力を生むカーボンプレート搭載シューズや、軽量なスピード系シューズがひしめく領域です。

② 怪我なく、快適に走りたい(ジョグ・初心者)

日々のジョギング、LSD(ロング走)、またはランニングを始めたばかりで足を守りたいなら、マトリックスの「左上」(低~中低反発 & 高~中高クッション)が最適です。

ここは、衝撃吸収性を最優先にした「マックスクッション」モデルが中心です。

③ 地面を掴む感覚で走りたい(上級者・トレーニング)

厚底が苦手で、自分の足で地面を蹴る感覚(接地感)を重視するランナーは、マトリックスの「下半分」(低~中低クッション)を見てみましょう。

特に「右下」(高反発&低クッション)は、自分の力でスピードを出す上級者向けの薄底スピードシューズの領域です。

まとめ:マトリックスで最適なバランスを見つけよう

ランニングシューズの性能は、この4×4マトリックスのように多様です。

完璧なシューズは存在せず、あなたの「目的」と「走力」によって最適な「マス」が変わります。

このマトリックスを「シューズ選びの地図」として活用し、あなたに最適な一足を見つけてください。

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